2024 05,03 07:59 |
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2007 10,25 23:06 |
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妻君と時たま、回転寿司を食べに行く。
手ごろな予算で、気負い無く食べにいける…というのはもちろん、何がいいって寿司が回るのがいい。 あのベルトコンベアを考案した人は天才だ。 小学生の時分には、父親が月に一度ほど、家族を寿司屋に連れて行く、という習慣があった。 おまけに父が美食家であったので、たいへんおいしい寿司を、その価値もあまり分からないままたらふくいただいていた。 その時のお気に入りは「えびのおどり」だったんだけど…ただ醤油をかけたらぴくぴく動くのが面白いから、という理由で注文されていた寿司屋の大将はどんな気分だったのだろうか。慙愧の念に堪えない。 ただ、そんな高級寿司をたらふく食べて育った私も、今では回転寿司ユーザー。味で感動したことはないけど、あの寿司が回ってるという事実は何ものにも代えがたい。 そんなわけで本日もベルトコンベアの上を流暢に流れるお寿司を拝みにいったわけなんだけれども。 店に入った時間が17時半ごろ。 この時間帯が災いしてか、狙いのお寿司が回ってない。まぁ、客も増えだした時間だし、これから皿の数も増えるだろう、と待つこと30分。 結局、希望の品がコンベアに流れてくることなく妻君が既に5皿ほど食べてしまっている、という状態を迎えてしまった。 "本日のオススメ"にデカデカと「大穴子一本握り」って書いてあるのに回ってないとはどういうことだ! …仕方なく、ちょっと興味をそそられた「柳たこっこ」とやらに手をつける。 いや、もちろん、回転寿司の店とはいえ、品を注文できるのは、知っている。 だが! 注文するくらいなら回らない寿司を食べに行くっつーの! というわけで、そのあともまんじりともせず穴子がベルトコンベアの上を流れてくるのを首を長くして待っていたのだけれど…。 結局、コンベアの上を皿が埋め尽くす19時ごろになっても、穴子が出現することはなかった。 本日のオススメなのに!である。 妻君はすでにおなかいっぱい状態。 もう帰って俺、パンでも食おうかな。 と腰を浮かせかけたところに「何かご注文はありませんか」と、若いにーさんが顔を突き出してきたので、もうここぞとばかりに15皿ほど注文(いやほんと、穴子以外でも、食べたいネタが一切回ってなかった)して。 回ってる寿司…食べたかったな…。 そういうわけなので、函館市場さん。 穴子、真鯛、つぶ貝、しゃこ、鯵、鱈、秋刀魚、びんちょうまぐろ、あたりは回してあげて下さい。 私が行ったら絶対、取るからさ…。 今回の回転寿司は、ちょっと切ない結果に終わったのでしたとさ。 PR |
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